福井県永平寺町の天龍寺に来ています。美しい僧堂があり、静かに場が磨き上げられています。色々な歴史の変遷の通して、お寺は続いていますがそこにいる人たちが永い歳月で磨き上げてきた生き方が場に投影されているものです。
よく考えてみると、この場所をつなぎたい、この場所を守りたいという人たちのいのちのリレーによって今の場があります。私もいくつかの場を受け継ぎ伝承して守っていますが、そのどれもが歴史を持っています。その歴史をよく見つめ、先人を尊敬し、自分もその役割の一人として後を引き受けていきます。
決してそれを好きで自分からやろうとしたわけではなく、やむにやまれる思いがありそれを受け継ぐご縁の役割をいただいただけです。これは誰が決めたというのではなく、すべてのご縁がそうなるように定めていたともいえます。それはどうにもならないものです。
その宿命や運命の中で、自分の役割を全うすることはとても尊いものです。
傍から観れば、悲惨なものや、あるいは大変な幸運に恵まれているものもあります。しかし本人や当人からすると、その役割を全うするのです。
自然界も等しく、万物全てにはそれぞれに与えられた一期一会の役割がありそれをただ真摯に果たしていきます。その時、その時のそれでいいこれでいいという諦めのようなものが一つのお導きを紡ぎその人らしい役割の全うになるのかもしれません。
役割を生きることの喜びは、自分を生きる喜びです。
明日から参禅しますが、歴史を省みて新たな氣づきを味わいたいと思います。
感謝。

コメント
役割を生きている
それも、自分らしさですね
ありがとうございます