私たちは何でも分別知といって、分けて考える癖があります。分析することで、様々なことを科学的に解明できる便利さが出ましたがその反面、感覚的に全体を直観したり察知する感性のようなものを使わなくなってきました。
内在する力を使わずに、外にある代替えの力に頼ると自分の内在する力がさぼりはじめていきます。これは身体の免疫も同じことです。その場しのぎで楽をすることや、便利なことで手に入れ苦労をしなくなると本来具わっている力を使わなくなるのです。
自然治癒力というものがあります。
これは自己免疫によって身体を調えていく仕組みのことです。これは人間に限らず、自然界のあらゆるものに存在しています。それを阻害しないようにすることや邪魔しないことで活性化していきます。
では何が邪魔をするのか、それが先ほどの便利さや分断すること、つまり分けることで色々な問題が発生します。
そもそも分かれているものなどこの世界には存在せず、繋がっていないものなどは宇宙にありません。水も空気も大地も太陽もすべては関係しあって渾然一体です。それをむかしの人たちは「いのち」と呼びました。
この世のものを「いのち」として接しているか、果たして単なる物として観ているか。
脳は便利な機能ですが、それだけを駆使したら楽かもしれませんが実際には実践したり、苦労しないと本当のことは顕現しません。
子どもたちの未来を思うと、AIや分析がさらに進みますからそれ以上に感性や感覚、苦労や努力の醍醐味、自己免疫や自然治癒などの意識を學ぶ場を譲り遺していきたいと思います。
