情報共有の本質

情報共有というのは、信頼を高めていくものです。自分の心を開き、心で語り合う場は風通しも善く爽やかです。その逆に、疑心暗鬼に心を閉ざし、寡黙で誰も語らない場はどんよりして濁ります。

つまり私たちが日ごろに行う情報共有とは、心の通じ合いの話です。

例えば、現在世界情勢をみていると一方的に情報を押し付けたり、あるいはマスコミなどでも不安を煽るような情報、あるいは敵視したり嫌悪感情が増えるような情報を発信しています。

すると世界はどうなっていくか、その情報によって心が変わっていくものです。私たちは日々の情報共有の状態がどうなっているのかで、常に心を変化させている生き物です。

苦しい時、つらい時に、一人で抱え込まないように仲間がいて語り合うことや、不安や恐怖があっても助け合うための場があることは情報共有によって絆を強くするものです。

今は、情報化社会でありとあらゆる情報が洪水や津波のように押し寄せてきます。心がそのたびに揺さぶられ、意識の変容も起きやすくなっています。

同じ意識でも、静かで立ち止まり、穏やかで和やかでいる意識と、常に不安や恐怖や利権で追い詰められているような意識では、状態は変わってしまうものです。

大切なのは、どのような情報共有を日々に心がけているのか。もっと平たくいえば、どのような言葉がけや声掛けをしているかの方が重要なのでしょう。

笑顔でいることや自分の機嫌をとること、よい言葉をかけることはそれだけで意識を癒し、世界を変えていきます。

このような時代だからこそ、丁寧に日々の言動をよく省みて慎み深く歩んでいきたいと思います。