託される場

場には託されたものが存在するものです。実際に、あらゆるご縁やつながりをよく観察していると適材適所、ちょうどいいものが見事に調和して存在しています。これは選ばれたもの、似たようなもの、同じ性質のもの、補い合うもの、助け合うものがちゃんと必要なところに集まり存在して一つの場のいのちを形成しています。

一見、関係のないようなものがよくよく観察すると非常に有機的につながっている。この世にある一切のものは関係がないものは一つとして存在していないと感じる、それが場の正体ということでしょう。

そしてその関係性の中で、場の方が選んでいるという視点で観ると色々なことがわかってくるものです。

例えば、家というものがあります。私は古い長い家を甦生していきますが、明らかに家の方が人を選んでいるのがわかります。もっと言えば、その場所が人を選んでいるのです。

一見、今の人たちはすぐにお金で選んで購入する癖がありますから選んだのは自分だと思ってしまいます。しかし、よく観察しているとそうではなく場から選ばれるのです。関係性は相関関係性ですから必ず相手があって自分があるように、何かがあれば別の何かがあってそれが尊重しあって調和して結ばれます。

自分だけのものの見方ではなく、相手側や場から観える世界を眺めると自分がなぜ選ばれたのか、どのような試験があってその場に入ったのかを直観するものです。

だからこそ、出会いを大切にしてその場を創造するのにどのような心境と実践で取り組んだかということが重要ということでしょう。

子どもたちのためにも、場を尊重して場を譲っていけるように真摯に場を磨き徳を積み、精進していきたいと思います。