お水の徳

浮羽の古民家甦生の井戸水の検査が来て、そのお水の性質の素晴らしさに感動しました。1年半もかけて井戸を掘り、時間をかけて取り組んだことが報われた瞬間です。

思えば、今までずっとそうやって信じたことをやってきてのちに報われることの連続でした。心を砕き、心を燃やし、心を調えて只管に真摯に誠実に結果を気にせずに取り組みます。

その姿勢の連続の先に、不思議ですが幸運が巡ります。

この幸運というものは、見返りを求めず徳を積むことに似ています。畢竟、徳こそ幸運の源泉でもあり道の正体でもあろうと思います。

私は今年の一文字を「水」にしています。

今までの人生、ずっとお水に見守られお水に導かれて道を歩んできました。お水というものは、当たり前に身近にありすぎてまるで空気のようです。しかし、お水が変化しているものがいのちになり、そのいのちがまた新しく存在するときにまたお水と出会います。

私たちは自らお水との出会いを繰り返し、新しい水へと変化し続けています。

水に見守られているという感じは意識さえすればすぐに察知できます。すべてをお水が包んでいるという境地、まさにそこには慈愛があります。慈愛は、この包まれるという感覚によって顕現するものです。

お水が包んでいるということそのものが、幸運であるという事実。

謙虚にお水に感謝して、お水を大切に過ごしていきたいと思います。