土地というものの歴史を省みると、その土地で何が行われてきたかを想像することができます。お山などは、時には山城になり、時には信仰の対象になり、現在では太陽光パネルが敷き詰められているものもあります。
時代の人間の価値観を色濃く受けて土地は変化していくものです。
土地と人は深く関係するものです。どんなに荒れ地で近寄りがたいほどの場所であってもそこに人が手入れをすれば、とても澄んだ豊かな場所にもなります。そこには人がどのような心で関わり醸成してきたかという歴史があります。
例えば、植物なども同様です。
土の上に種が落ち、その種が芽吹いて大きくなり実をつけます。そしてまた翌年の種になる。それを繰り返すことで、その場所はそのものとの関係において変化していきます。
他にはお水なども同じです。そこにせせらぎが流れ込み、次第に水路ができます。するとその周辺にはそのお水を求めて様々ないのちが集まります。数年から数十年でその場所は、変化していきます。
これは宇宙でいえば、火星や月なども同じでしょう。
変化というものは、土地に何か別の生命が関わることで変化します。私たちは土地を移動しながら土地を創るのです。
その人の生き方やあり方、組み合わせが土地の左右を決めていきます。どのような土地になるのか、どのような土地にするのか、それは出会いとご縁の一期一会です。
土地に触れることの豊かさを味わいながら、土地と一体になって場を醸成していきたいと思います。
