自然との一工夫

昨日は大神いにしえの田んぼで、みんなで草取りの後にする流しそうめんの竹を用意しました。竹藪の中は、やぶ蚊も多く一苦労しますが綺麗で大きな青い竹を無事に収穫できました。

もともと流しそうめんというのは、いつからあるのか。大昔からやってそうなイメージがありますが、実際にはその発祥は昭和30年(1955年)です。宮崎県西臼杵郡高千穂町だといわれます。 当時、この地に駐在していた新聞記者が、外でゆでたそうめんを割った竹に入れ高千穂峡の冷水にさらして涼を得た体験を記事したといいます。それを地元の食堂を営む「千年の家」の社長がそこからアイデアを得て、竹樋(たけどい)に水を流す現在の流しそうめんスタイルになったといいます。

流しそうめんといえば、井戸水や湧水が大切です。水道水ではあまり冷たくありません。それに氷がない場所で大勢で一気に食べるときも流水が絶えず流れているとすぐに冷えます。

美味しく冷たい水というのが流しそうめんの秘訣ということになります。

私が古民家甦生しているところもほとんどが井戸水です。どの井戸水もとても冷たく、流しそうめんとの相性はピッタリです。

この猛暑で草取りなどをすればすぐに体温があがります。冷たい地下水をかけ流して流しそうめんができるのはとても有難いことです。お水に触れる体験というのは、感覚を呼び覚まします。

竹の青さや美しさもそこにお水が流れるととても清涼感を味わえます。日本人は風鈴やうちわなど、涼を感じるのが得意です。青竹とお水はその涼を感じるのに最適です。

豊かさというのは、自然との一工夫です。

明日の草取りが楽しみです。

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