久しぶりにゆっくりと20代から50代までの30年間を過ごした東京でのことを、会社の周辺を御礼参りしながら思い出しているとあっという間に流れた刻を感じました。夢があるだけで他は何もなかった若いころ、ただ只管に仕事のためだけに真摯に生きていました。
葛藤ばかりでしたが、多くの有難いご縁に恵まれ、夢が大欲となり目的を忘れない生き方をしようと働き方を変えてきて今があります。
現代は、制度や組織の中で初心のようなもの、目的を見失いがちです。成熟していく制度や組織は、その仕組み依存して人は流されていくものです。ただ制度や組織や仕組みに従っていれば正しいと思い込み、目的が手段に入れ替わっていきます。
例えば、学校であれば学校に行くことが目的になり本来の人間が育つことを見守ることよりも方法の方が目的になっていたりします。制度は手段でしたが、そのうちそれが守られることが目的になります。これは会社も同じです。理念を優先するよりも、組織を守ることが目的になっている会社はたくさんあります。それくらい日々の業務に忙しく流されていたら忘れてしまうのでしょう。
だからこそ生き方と合わせて働き方を変える必要がありました。
そしてそれがかつての先人の智慧、「暮らし」であったのです。暮らしを変えるというのは、生き方と働き方を一致させるということです。それを私は暮らしフルネスと提唱して実践しています。
人生はあっという間です。
自分の一生など、残りあと生きられても十年から数十年でしょう。
医者から革命家になったチェ・ゲバラにこのような言葉があります。
「明日死ぬとしたら、生き方が変わるのか?あなたの今の生き方は、どれくらい生きるつもりの生き方なのか」
大切な節目に、自分に問いつつ感謝で一日を過ごしていきたいと思います。
