日々に継続して掃除をしていると、掃除が如何に人間の教育に必要不可欠なものかということがわかるものです。掃除は、ただ物を片付けて綺麗にしているのではなく人間の持っている欲望や心のお手入れをすることの大切さを教えてくれます。
私は掃除というよりも、お手入れという言い方をする方が多く暮らしフルネスではお手入れを中心に体験をすることが多くあります。
そもそもお手入れというのは、自分の感覚で触れることで氣づけるものです。
人間というのは、頭でっかちに妄想や知識が優先されていると自分の感覚が麻痺していくものです。正しいことをやっていれば、何も問題ないとさえ勘違いするものです。
実際には、何かを動けば動くだけの無駄や無理などが産まれます。それは自然環境問題でも同じです。何かをすれば何かのゴミや負担が増えるものです。そしてこれは仕事でも同様です。
人は何かをやろうとすると、そこに発生する諸問題は無視して前進すると後で片づけようもないものになりいくら埋めても遠くに捨てても問題は返ってくるようになります。
そうならないように先人たちは、1つを行えば1つを片付けていつも現場が調っているように配慮していきました。これが自然の循環の仕組みです。日々の暮らしも、様々な変化があるから一つ行えば一つ調えては丁寧な暮らしを紡いできました。
掃除をするというのは、暮らしのお手入れと同じなのです。
地域の清掃もまた、同様に暮らしのお手入れです。
誰が観ていなくても、関わっているからこそ片づけて調えていく。そのことで、自分の暮らしは落ち着いてきます。自分の暮らしが落ち着けば、周囲もまた落ち着いてきます。
安心と安静、安全というのは、日々の掃除から調えていくものです。
本日は、これから地域の中学校の生徒たちのお掃除に参加しますがこの数年で本当に地域が豊かになっているように感じます。子どもたちが健やかに育っていくのを見守れるのは幸せです。
自分も恥ずかしくないように丁寧に暮らしを調えていきたいと思います。
