カグヤの節目

人生を振り返る中で節目を乗り越えて心は強くなっていくようにも思います。竹の節のように、節があるから竹も強くしなやかになっていきます。私たちの会社、カグヤのロゴは竹です。

竹をシンボルにしたのは、竹のもつ不思議な力への尊敬、また成長することへの畏敬からです。そもそも竹は古くから、日本人にとって強さや清らかさ、しなやかさの象徴とされてきました。その中でも、竹の「節」は、単なる見た目の特徴ではなく竹の生命を支える重要な役割があります。

竹は木のように年輪を重ねて太くなる植物ではなく、短期間のうちに驚く速さで成長します。それは節があるからです。成長の過程で一定の間隔ごとに節がつくられ、節と節の間は「節間」と呼びます。この節があることで、内部が空洞で軽い竹でも強度が保たれ自然災害や風雪などの大きな力にも耐えられるしなやかさ持てるのです。

節がもしもなくなれば、すぐに折れて曲がります。竹のしなやかさはこの節があるからです。節は成長を止めるように見えますが実際には止めるものではなく、次の成長へ進むための確かな土台となるのです。

竹が節を重ねるほど丈夫になるように、人間も同様に丈夫になると信じられてきました。日本には「節のある人」という言葉がありこれは、自分の信念を持ち、約束を守り、筋を通して生きる人を意味するといいます。また、「節度」という言葉もあるように自分を律し、何事にも行き過ぎることなく、調和を保つことをいいます。

竹の節やいのちの節目によってはじめて様々禍を福に転じる力になるのです。

東洋思想では真っすぐに伸びる姿は誠実さを顕し、中が空であることは謙虚な生き方を顕し、風にしなやかに揺れる姿は柔軟性を顕し、節は修行や人生の節目を顕すと考えられてきました。

一つ一つの節目を大切に味わい、それを見守るたびに豊かな成長があることを信じたのです。

子どもたちの成長をいつまでも見守り続けられるように竹の節のように生きて生き方を譲り伝承していきたいと願い、この七夕の大切な時季に新しい体制を甦生することになりました。

お陰様に見守れ、素晴らしい仲間に恵まれ、深く感謝しています。

新しい代表取締役社長と力を合わせて竹のように清々しく素直に新たな挑戦をしていきたいと思います。

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