昨日は、暮らしフルネス十五夜祭を徳積堂で仲間たちと一緒に味わいました。もう取り組みはじめて4年目ですが、このお月見会に参加して人生が好転した人がたくさん出てきて嬉しい報告会もしました。
不思議ですが、この中秋の名月とのご縁を結び、お月さまとの関係が深くなった人たちが健康やご縁、そして心の安定や成長などがはじまり人生がより素晴らしい変化を受けるのです。最初は偶然かと思っていましたが、4年目になりこの科学では証明できないけれど実感するほどの影響を感じます。
私たちの十五夜祭は、夕方からお月見団子をみんなで一緒につくります。今年は収穫した里芋をつかった芋煮汁を備長炭で3時間ほどゆっくり煮出してつくりました。他には、小豆をつかった酵素玄米や果物なども食べます。
月に因んだエピソードを参加のみなさんから聴いては、そのユニークで豊かな物語にみんなで笑い感動したり学んだりと和やかに過ごします。
その後は、みんなで鳥羽池(八龍権現池)に夜の散歩をしてそれぞれの場所でお月見を楽しみます。特に水面に映るお月さまは美しく、光のシャワーに心身が癒されます。十分にみんなで味わった後は徳積堂の調った場に移動して、音楽ライブの美しい音色を堪能します。
マイナスイオンと満月の光のなかで、優しい歌声と倍音を浴びるとこの一年の頑張りや努力が報われます。みのりのひと時です。最後はアンコールと手拍子で一体感を味わい、素敵な暮らしの喜びの余韻に浸りました。
暮らしフルネスというのは、暮らしの懐かしい喜びを実感することです。
何のために生きるのか、私たちはひと時ひと時の奇跡を刻みます。どう暮らしを刻んでいるのか、どのようなリズムで生きているのか、そこに先人たちのいのりや願い、そして生き方や道があります。
1000年前のお月さまも今のお月さまと同じ心があります。
人類が変わって、見た目が変化しても心は同じお月さまが懐かしい今に存在しています。日頃から私たちを見守ってくださっている存在、月の光は太陽の光が当たってただ反射したものではありません。
鏡のように私たちの心を映しています。
次は、11月2日の十三夜祭。
この秋の双子の月は、まさに人生の喜びを教えてくれる大切な存在です。
暮らしフルネスを子孫たちへ伝承していきたいと思います。
