古民家和楽の前の自然農の田んぼで今年からいよいよ「場の田植え」を行います。場の田植えとは、単にむかしからの田植え体験をするのではなく日本の知恵の結晶でもある「田んぼを活かして元氣が甦生する仕組み」を學び、自分の暮らしへ持ち帰ることができる場づくりを伝承します。
田んぼというのは、不思議な存在です。
二宮尊徳は、田徳といって田んぼは宝の宝庫であるとしました。天地と祖先と人間が共同で育てる場として、無尽蔵の宝が湧き出てくる場としました。それをどう活かすか、甦生させるかは「場づくり」次第なのです。
私は場道家として、この場づくりを伝承するために実践を続けています。
私たちの田んぼ、むかしの五穀田に来て一緒に暮らしの循環の体験の中に入れば本来の自分を取り戻し、時間感覚が自然に還り、あらゆる五感が目覚め幸福を感じます。
忙しく、無理をし、自分を見失いがちな現代の効率優先の社会の中で自然のリズムを味わい、美しい古民家での土間や竈ごはん、そして生き物いっぱいの田んぼに来て関の山から流れてくる自然のお水に手足をつけて自然に育った苗を触れば場徳に心が甦生するものです。
今までは借りた田んぼでお米づくりをしてきました。
それでは長い期間をかけて発酵し醸成するような場づくりができませんでした。いよいよ暮らしフルネスの実践のために田んぼを譲り受け、古民家和楽と懐かしい暮らし、そして美しい棚田の風景と共に一体になった場づくりができるようになりました。
この場所は、ナキ古墳があった場所でいにしえからの暮らしが今も息づいている場所です。
この場所で、一期一会の「田徳の場づくり」をご一緒しぜひ場づくりを自分の居る場所に帰り発展してほしいと願います。
今回は、2026年6月19日から24日までの5日間でお田植祭と田植えを行います。19日は、綱分八幡宮宮司によるご祈祷、24日はお田植と生演奏、法螺貝奉納などもあります。
場づくりを通して忘れかけている真の豊かさを甦生していきたいと思います。
