人生を振り返ってみると、流されそうになったり目的を見失いそうになったことがあります。周囲の雑音や圧力などで心が弱り、流されそうになったこともあります。そんな時、いつも助けてくれたのは自分の心底信頼してくれている人の存在や、尊敬している生き方が見事なメンター、そして自分の初心や覚悟だったように思います。
生きていれば、なぜこんなことにと理不尽を感じることもあるものです。誠実に正直、真摯に全身全霊で取り組んでいてもその成果や評価はずっと時間が経過した後のことがほとんとです。特に、大義や理想、理念に取り組んでいるとただ脚下の実践を如何にブレないで取り組んできたかという事実だけが残ります。
日々にブレないようにするためには努力や精進が必要です。いくら覚悟が決まったと思い込んでいても、状況や環境に影響を受けて揺らいでしまうからです。
私はこの日々のブログも日記も、そして初心の振り返りも一円対話もご祈祷や瞑想も自己の目的や理念から離れないように工夫する仕組みとしても使っています。
人間は体調がよくないだけでも意思が弱くなりますし、感情が大きく揺さぶられると不安や恐怖や孤独などで心が折れそうになるものです。そういう時にでも真の自己を保つために毎日、毎時、自己に問うための羅針盤があったほうが安心です。特に、頭や脳でばかり処理しても感情は穏やかになりません。そういう時は、掃除をしたり、お手入れをしたり、お山に入って修行をしたり調えたりして濁っている自己や歪んでいる認知を清浄にするように工夫します。
つまり日常の調和する暮らしによって自己を支えるのです。
暮らしフルネスのよさの一つは、暮らしによって覚悟を磨いていくことができるということです。覚悟は、決めただけではなく暮らすことによって研ぎ澄まされていく。暮らしが調っていれば、覚悟もまた揺らがなくなっていくということでしょう。
日々に暮らしを調えながら、日々の自己を磨いていきたいと思います。
