奇跡の集積

人は一生の間でたくさんの出来事に出逢い、様々な邂逅を得ます。
ひとつひとつの思い出はとても素晴らしいもので、その学びは感動とともに記憶されます。

例えば、何もないような日であったと思う日でも身近なすべてと新しく出逢い、思い出深い新しい日を発見してはワクワクドキドキとした感動が記憶を上書きしていきます。人生は引き算と足し算の同時両立のゼロの日々ではないかと思わない日はありません。

そして「人生は一つも無駄がない」という言葉があります。

この言葉には、自分の今を丸ごと受け容れ肯定していなければそうなりませんしそのひとつひとつの出来事が無駄ではなかったと思えるには、それが人生の学びなのだと自信自明できなければ出会わないのかもしれません。

今の自分を鑑みてもこの体もこの心も一つとして勝手にできたわけではなく、今までの自分の出会いの人生を通して出来上がってきたものです。そしてそれはたくさんのご縁に導かれ、無二の邂逅にめぐり逢い、奇跡の集積の中にのみ存在しているように思うのです。

出会いと別れというものは、そこに確かに学びあった記憶があるのです。
その学びの記憶を胸に心に前へと一歩一歩新たに今を進んでいくのだと思います。

人生とはいつでもどんなときでもスタート地点だと感じます。
誰にとっても、それはゼロ地点、新たなスタートの時。

今がいつでも素晴らしい一期一会のスタートであるように、一日一日をゼロ地点からはじめていけるよう、心を澄ましこの「今」という奇跡の集積の妙を真底味わっていきたいと思います。

奇跡の出逢い、奇跡の集積である今に、そして師に友に心から感謝しています。

 

  1. コメント

    過去の出来事を振り返れる心の状態、場、次へのステップを感じられるところに、経験がもたらした感謝の気持ちを感じます。これから始まる新たな取り組みも順調に進むことばかりではないかとは思いますが、振り返った際に「人生は一つも無駄がない」と思えるよう、プロセスを楽しみながら仕事を進めていきたいと感じています。

  2. コメント

    今を生きるという事と、あるがままという事を考えたとき、「今のあるがままを大事にする」という事に二つの捉え方があると感じました。外見的に今あるそのものをそのまま大事にしていくことと
    内面的に本来持つ自分の役割や使命をあるがままに大事にするという二つがあるのだと感じます。今を大事に生きるとは、表面的に変わる事でも変わらないことでもなく、その二つの側面で物事を見ていくことなのではないかと学びました。分からないことなので、実践して掴み取っていきたいと思います。

  3. コメント

    当たり前の一日でも振り返ると様々な人との出会いがあり、その中で励まされたり喜び合ったりと同じ日はやはりないという事を気づかされます。又その中で大事なのが、今日も新たな自分でという気持ちを持つという大切な事を気づかさて頂きました。今までは何も変わらない日々の中で何も変わらない自分がいるという事が当たり前と思ってきました。しかし今はそれではもったいないと思います。日々新たな自分、意識していきたいと思います。

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