法螺貝とめぐり逢い

連休中は法螺貝と向き合い、法螺貝をつくっています。その人の波動や相性、ご縁をよく観て法螺貝が結ばれます。不思議ですが、その人に最初から出会うように私のところに貝はやってきます。

現代では、商品として何でも価値をつけて売買されていきます。価値さえ誰かがつければそれが価格というものになります。この世の中では何でも価格にしてお金に換金していきます。お金の価値は本来は紙屑です、あるいは仮想通貨などは単なるドットの一つです。

しかしそれが長い時間を経て醸成されてきた自然物に対して簡単に費用が決まります。その費用の決め方も希少性や人気があるかどうか、あるいはその時代の流行や欲望の影響を受けていきます。テレビやインターネットでの宣伝や評判などもあります。人間の都合で値決めされ価格がでます。本物が手に入らないとわかれば、偽物でも本物ようにして価格を決めて換金していきます。そのうち、偽物ばかりが増えて本物風が市場ではやり取りされ本物は誰も見たことがないという始末です。

本物はお金で買えないから本物風で妥協するというのは、最初からそれは手に入れるものではなかったのではないかとも思います。自然物というのは、あらゆる関係性やご縁が結ばれて一期一会に姿を顕現していきます。人の計画通りにできていないからこそ、自然であり唯一無二の価値があります。

価値というのは、人間が価値を決めるものでは本来はないのではないかということです。そのものにはそのものの価値がある、それが本物です。そしてその価値は、あらゆるご縁が無限に結ばれてできているものです。

なのでご縁をいただいた、結ばれて今、あなたのところに現れたと感謝しかない気持ちに出会います。それが真の価値を与えてくれるものです。

色々な人の手や、色々な偶然の組み合わせがあってあなたの元にやってきた存在。

その存在をどのように大切に受け取るか、あるいは存在に感謝できるか。

一つの法螺貝が一生のめぐり逢いを豊かにします。

私はいつもご縁を結ぶとき、そしてお渡しするときに儀式をします。その儀式は、ご縁を結ぶ感謝の儀式です。金銭では交換できない、関係の儀式です。

今のように何でも便利に交換できる便利な世の中だからこそ、法螺貝はそうではない螺旋の道を示してくれます。また週末は、新たな法螺貝の人たちのめぐり逢いがあります。

丁寧に暮らしを調えていきたいと思います。