昨日は郷里で徳積財団の本拠地がある飯塚市有安の鳥羽池のお掃除とお花見を、地域の中学生たちやまちづくりの仲間たち、庄内支所の方々や友人たちも集まり徳積堂で行いました。
氣がつけばこの活動を始めてはや4年目、最初は庄内中学校のバスケ部の生徒さんたちと一緒に取り組み始め、その後は生徒会主導で企画をしてそれを私たちが見守るように取り組み、全校生徒になって今があります。
ゴミの量も最初は、粗大ゴミや工業ゴミなど見たこともないような大きなゴミばかりでコンテナいっぱいほどのゴミが集まりました。それが3年目くらいになると、人力で運べるほどのゴミの大きさになり、4年目はほとんど粗大ゴミはなく空き缶や瓶をはじめ生活用品になりました。
また鳥羽池は桜の名所ですが桜の木に蔓が巻き付き、周辺には桜の木以外の樹木が増えてきて鬱蒼としていました。それを地域の大人たち、また民間の会社や業者の方々のお力添えもあって伐採し風通しも光通しもよくなりました。
私は毎朝欠かさず、鳥羽池に法螺貝を奉納して清浄を祈ります。父は散歩をしては巻き付いた蔓を切ってくれています。
1年目は片づけていても誰もお声掛けもなく、勝手に何かしていると通報されたりもしました。4年目に入り今では、いつもありがとうという声掛けや笑顔のご挨拶も増え、水鳥も増え心地よい場ができています。
場づくりというものを実感するのにこれほど素晴らしい場所はありません。
お掃除やお手入れの後は、徳積堂で団子やコーヒーやお茶をみんなで飲みながらお花見をしました。はじめて80人以上の人が入りましたが、みんな掃除の後の清々しさで心地よい時間を一緒に過ごすことができました。
私は人間の真の教育は、感性にこそあると確信しています。
どのような感受性を磨いていくか、心の豊かさというものは風土の中にこそ存在します。風土に育てていただいていることを忘れず、その御恩に報いていこうとする活動がまさに文化を育てるのです。
子どもたちと一緒に大人たちも場を調え、自分を清め、互譲互助の精神を高める。
この徳積の活動が、この先もずっと続いていくことをいのり、来年の春に向けてさらに徳が循環する仕組みを育てていきたいと思います。
徳積堂は、場の体験ができる唯一無二の場所です。
あまり大勢いは対応できませんが、子どもの感性を磨く一助になると嬉しいです。
