昨日、吉田松陰を尊敬している企業経営者のお二人の若者が訪ねてきてくれました。吉田松陰の生き方に憧れ、一生懸命に志を伝承しておられました。とても感慨深く、役割をそれぞれに果たしていることの有難さを感じました。
志というものは、伝承によって受け継がれていくものです。誰かが何かを志したことの琴線に触れ、その志の一部が自分のものとなり発展していくのです。
自分のことを思い出してみても今の自分を形成したのは、人に出会い志を受け継いできたからです。自分のいのちを懸けて一生を費やし、大切なもののためにいのちを使う。それを使命ともいいます。
使命をもって生きている人に出会うことで、自分の使命を思い出します。思い出した使命があるから、その使命に従って自分を生き切っていくことができます。
使命は役割によって変化しますが、それは時に応じても変化します。
まるで何かの荷物をみんなで抱えて運んでいくように、御神輿のようにその純粋な魂や志を担いで道を歩んでいくのです。
何かを為すことも大切ですが、どのような志と思いで為すかということの中に真の幸福と生きがいがあるものです。
歳をとって、自分のことを振り返り、後を続く人たちが元氣に追いかけてくるのを感じると偉大な安堵感と喜びがあります。後人のためにも、道をあけて今度は後ろから見守っていく楽しみを味わっていきたいと思います。
