昨日は場の道場で冬至祭が開催されました。朝から昇ってくる太陽をみんなで拝む。そして太陽の有難さに感謝して法螺貝や笛を奉納する、読経し、古神道の日拝をし、御餅をついて柚子料理とゆず湯と石風呂で邪気払い。一年の大切な節目に、笑顔と元氣と仕合せがある。
先人たちが繋いできた暮らしの知恵には感謝ばかりです。
お餅つきでは、子どもたちも一緒に大勢で掛け声をかけながら食べながら味わいました。この笑顔溢れるお持ちは、歳神さまとなりお正月の神様の依り代になります。みんなでついた餅は、買ってきたものとは異なり風情と情緒があり眺めるだけでにっこりするものです。
不思議なものですが、何百年、何千年も太古のむかしから自然と循環する中で当たり前ではない存在に氣づくと人はそこに幸福を感じるものです。
例えば、太陽の暖かさを感じること、お水の清らかを味わうこと、澄んだ空気、美しい星空、人が集まって笑いあう喜び、自然の滋味や恩恵、あらゆる当たり前を深く感じ直すときにこそ真の仕合せに巡り会うものです。
私たちは時間やスケジュールで生きているのではなく、今と永遠を生きている存在です。だからこそ、瞬間瞬間の有難さを忘れないように今こそ先人たちの知恵を学び直すときではないでしょうか。
油断すると消費消耗の時間と経済と労働の環境に巻き込まれ、つい我を忘れてしまうものです。
大切なことを忘れないように暮らしていくことは、自分を大切にしていくことと同じです。そして幸福の源泉はまさにこの先人たちの知恵と共に今も生きています。
日々の暮らしの有難さに感謝しつつ、お正月と心の準備を調えていきたいと思います。
